Colombia North 2019

Cup of Excellence

COE ( Cup of Excellence ) とは、ACE ( Alliance for Coffee of Excellence ) によって毎年開催されているコーヒーの大会です。国際コーヒー機関のグルメコーヒープロジェクトによって考案されました。高品質のスペシャルティコーヒーの制度確立目指すもので、カップ・オブ・エクセレンスはコーヒー界のアカデミー賞とも言われています。
カップ・オブ・エクセレンスの品質審査に基づく大会は1999年に開始し2019年までにブラジル・グァテマラ・ニカラグア・エルサルバドル・ホンジュラス・コロンビア・コスタリカなど11カ国が参加。コーヒーの審査は少なくとも毎回5回行われ、見事入賞を果たした豆には素晴らしい名誉と称号が贈られます。

※ACE ( Alliance for Coffee of Excellence ) とは
その年の最高品質のコーヒー豆を選出する国際的に最も信頼性のある品評会である COE を運営するNPO法人です。

歴  史

History

最初に大会を開いたのはコーヒー生産大国のブラジル。当時はスペシャルティコーヒーが騒がれることはなく、品質や農園、精製方法などのユニークさが現在ほど注目されることはありません。大量消費・大量生産が求めれていた当時の大会では大規模コーヒー農園のみが有利になり小規模な農園は窮地に立たされることとなりました。しかし、生産地の気候条件や精製方法に応じて質の高いコーヒー豆 ( スペシャルティコーヒー豆 ) をアピールする運動が起きたのです。一連の運動がカップ・オブ・エクセレンスが発足する背景となり、次第に各国の生産国にも広がっていき、今に至ります。

選  考

Selection

COEにエントリーされるコーヒーの数はおよそ300〜400種にのぼります。選考ではコーヒー豆を多角的に評価し、カップ・クォリティ、甘さ、酸味の繊細さ、口に含んだ質感、風味、後味の印象度、味のバランスなどが評価の対象になります。( 選考基準はスペシャルティコーヒー豆とほぼ同様 )

第一選考

コーヒー豆がスペシャルティコーヒー豆の最低基準を満たしているか確認されます。予備選抜やスクリーニングによっておよそ半分、150程度に絞り込まれます。( ※スクリーニングとは、ふるいわけ・適格審査により基準を満たすものとそれ以外に選別します。)

第二選考

生産国の審査員によるカッピングが行われ品質の高さを試されます。ここでおよそ半分の80程度に絞り込まれます。( ※カッピングとはワインで言うテイスティング。甘みや酸味、苦味などを総合的に判断します。)

最終選考

消費国のインポーター、バイヤー、カッパーを中心として選出された国際審査員によって審査されます。国際審査員によるカッピングの平均点が85点以上のコーヒーはCOE入賞となり、スコアによってランキングされます。( ※国際審査員とはコーヒー消費国側・生産国の両方から選出されたコーヒーのスペシャリストです。)

Presidential Award

COE入賞を果たしたTOP10はもう一度カッピング審査が行われ平均点90点以上を獲得したコーヒーは「プレジデンシャルアワード」と呼ばれる、非常に大きな名誉を得ることができます。

品  質

Quality

入賞したコーヒーは全世界同時オークションにて情報が公開され各国のバイヤーが入札・落札します。上位入賞のコーヒーはとても高値で落札される傾向にあり、賑わいを見せます。COE入賞を果たすには、何よりも品質向上戦略が肝と言えます。栽培から始まり、収穫、生産処理、乾燥、運搬までを一貫とし、品質を維持・管理しなければなりません。そうして出来たコーヒーは絶妙な風味と複雑なフレーバーとなり人々に感動を与えるのです。COEはクォリティの高いコーヒーを生み出す大切な役割を担っていると言えます。